気分はパリジェンヌ!フランスでショッピングしよう

Bonjour!,c’est pompon!

フランス旅行の楽しみ、と言えばみなさんは何を思い浮かべますか?素晴らしい景色や美味しい食事はもちろんですが、欠かせないのはやはりショッピングではないでしょうか。

特に女性は、花の都パリでのショッピングに出発前からリサーチしたりしてウキウキですよね。

今回は、フランスで楽しくショッピングするための豆知識やコツをご紹介していきます。

まずにこやかに挨拶

楽しくお買い物するために、まず忘れてはならないのがお店に入った時の挨拶

日本では、お店に入って「こんにちは」という習慣はあまりありませんが、フランスで日本流に無言でぬっと入店しては、店員さんへの印象は良くありません。

フランスでは「店員さんが下、お客様の方が偉い」という感覚は皆無ですから、一人の人と人として、基本である挨拶は欠かせないのです。

恥ずかしがらず、ちゃんと聞こえる声で「Bonjour!」と言いましょう。この時に相手の目をしっかり見て笑顔で言うことがポイント。相手もにっこり笑って「Bonjour madame!」と返してくれるはずです。

店員さんは「何か探していますか?」「お手伝いしましょうか?」と声をかけてくれることもありますが、お客は無視で店員さんどうしておしゃべりしていることも。マニュアルや丁寧な接客は、日本ほど重視されていないのです。

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フランスのサイズは?

ショッピングするなら、大体の目安となるサイズを知っておくといいでしょう。

洋服

サイズは日本同様、男女ともに、S・M・L・XL・XXLなどの表示や、36・38…といった数字で表示されるものとがあります。

ですが大体日本のサイズとは一つズレていると思っておきましょう。例えば日本で38を着ている女性なら、フランスサイズですと36を、日本でLサイズの男性ならMサイズを試してみてください。

ショップや品物によっても異なるので、試着するときはいくつかサイズ違いをキャビンに持ち込みましょう。多くのお店で、試着室に入る時に持ち込み点数を書いた札をくれます。

フランスも華奢な人が多いのですが、それでもサイズは少し大きめ。それは「若い人のお店」「ミセスのお店」の差がなく、10代から60代までが同じお店でショッピングするからなのでしょうか。

小柄な日本人女性の中には、子供服でピッタリサイズが合うという人も。

靴は、日本製に比べて足幅が狭目です。洋服同様大きいサイズが豊富で、日本で靴選びに困っている大きめの足の方には嬉しいことでしょう。

靴は洋服よりさらにサイズ選びが難しいですし、いくつかサイズを変えて試してみましょう。店頭になければ店員さんにお願いして出してもらってください。

余談ですが、靴の試着は試着室に入ることがないため、ついつい夢中になっているうちにバッグがなくなる、ということが多いそうですから、気をつけてくださいね。

キッズ

お子さんのいる友達へのお土産に子供服を…と思う方は多いようです。確かに日本のものとはデザインや色使いが違うフランスの子供服は可愛いですよね。

気をつけたいのがサイズ選び。フランスの子供達は、日本の子供たちに比べて細身で華奢です。年齢表示や身長表示に従って選ぶと、Tシャツの丈はちょうどいいけどお腹周りがパンパン…だったり、パンツは丈が長い割にウエストがきつい、ということも。

少し大きめサイズを選んであげましょう。帽子も同様です。

買う前に不良品でないかチェック

超がつくハイブランドなら、ストックの品質管理は徹底しているでしょう。しかし一般のお店でのショッピングなら、買う前に入念にチェックすることを強くおすすめします。

商品を乱暴に扱ってしまうお客さんが多かったり、長くストックされているものですと、ほつれや破れなどがあるものが目立ちます

特にソルド品ですと、大勢にもみくちゃにされてひどい状態になっているものも。日本に帰って気づくのではもう遅いですし、ホテルなどで気づいても、返品や交換の手続きを慣れないフランス語や英語でするのは時間も手間もかかります。

レジに行く前によくよく目を凝らしておきましょう。ちなみにほとんどの場合「不良品だから安くしておくわ」ということはありません。

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高級ブランド帰りは気をつけて

サントノーレで、モンテーニュ通りで、ヴァンドーム広場で!フランスにはルイヴィトンやディオール、サンローラン…キラキラと輝く高級ブランドが沢山あります。憧れの高級ブランドでのショッピングは心踊りますね。

そんな幸せな気分に水をさされないよう気をつけて欲しいのが、このロゴ入りのショッピングバッグ

ハイブランドの名前の入った紙袋をいくつもぶら下げていれば、「私は今高級なお買い物をしてきました。お金を持っています。」と言っているようなものです。

こう言ったところで日常的にお買い物をするフランスマダムたちは、メトロに乗ったりせずタクシーで帰宅するのでしょうが、観光に来てショピングを楽しんでいるならついついメトロやバスに乗りますよね。

これが人目についてしまい、狙われることもあります。できるだけ一度ホテルに帰ったり、あまり目につかないように別のバッグに入れるなどの工夫をし、犯罪に巻き込まれないようにしましょうね。

フロリダで生活しています。英語をぐいぐい上達させた体験談を公開します

フランスに来たなら…

フランスで、あなたは何を買いたいですか?たまの海外旅行にお気に入りブランドのものを奮発するのもいいですね。免税を利用すればお得に買えるのはみなさんご存知の通りです。

ですが、パリジェンヌをはじめいわゆる普通のフランス女性は、ハイブランドのものはあまり持っていません。

自分の身の丈にあったショップからお気に入りの1着を見つけているんです。ファストファッションを上手に生かしている人も。

フランスらしい色使いや柄もたくさんあって、「これ!」と思えるものにきっとあなたも出会えるはず。ハイブランドや有名ブランド以外にも是非目を向けてみてくださいね。

それではみなさん、Bon shopping!

ライター名 pompon

・渡航した年 2005年
・お住いの国 フランス
・プロフィール パリに音楽留学したのち、フリーランスとして活動、そして結婚。フランス人の夫と娘、そして猫と一緒にフランス西部の都市に暮らしています。在仏12年になりました。フランスのバカンスシステムを支持する一方で日本の温泉も捨てられないという、日仏いずれをも愛する30代です。