移住に最適!ロンドンは超住みやすい国

Hello! It’s Kumy!

住み慣れた日本を離れ、新しい土地で生活を始める際、生活に馴染めるか、言葉は通じるか、友達ができるか、などさまざまな不安が付きまとうものです。特にロンドンのような大都市の場合、治安面も気になるところです。もちろん日本に比べて不便な部分もあります。でも私はロンドンは世界一住みやすい街と感じています。

今回は日本とロンドンの生活を比較しながら、ロンドンがいかに住みやすい街かをご紹介したいと思います。

至るところにCCTV!

治安面は新しい土地で過ごす際、誰もが気になるところです。特にロンドンのような多くの人が行き交う観光大都市では、特に注意したい点です。

でも治安面はロンドンは日本より数段進んでいます。というのも街の至るところにCCTVが設置されています。バス、地下鉄などの公共交通機関内にもCCTVが設置されています。

また、バーやパブなどお酒が提供される場所の入り口には警備員が配備されていることがほとんどで、大きなバッグなどを持っていると中身をチェックされることもあります。

そして、市内を歩いていると、数多くの警察官を見かけます。特に週末の夜の繁華街などはその数が多くなります。

※CCTVとは防犯カメラのことです

移住に最適!ロンドンは超住みやすい国

衣替えという概念は捨てよう!

ロンドンは日本と同様、四季がありますが、1年を通して、ロンドンの平均気温は東京より若干低めです。ただし、一旦太陽が顔を見せると、日差しは日本より強く感じ、体感気温は実際の気温より高く感じます。

ただし、気温差の変動は日本に比べて激しく、たとえば昨日は30度近くまで気温が上がっても、今日は20度ぐらい、ということも多々あります。そのため昨日はタンクトップ1枚で過ごせても、今日はジャケットが必要、なんてことも日常茶飯事です。

また冬はセントラルヒーティングのおかげで室内はとても暖かいことが多く、外はとても寒くても、室内では半袖で過ごせるということも多くあります。そのため、日本のように四季にあわせて衣替えをしてしまうと、着る洋服がない!ということにもなりかねません。

衣替えという概念を捨ててしまえば、ロンドンならではの変化の激しい気候を楽しむことができます。

日曜日は休息日

ロンドンに来て驚くことの一つが、日曜日のお店の閉まる時間が早いことではないでしょうか?大手百貨店や人気ショップなども17時から18時には閉まります。普段は10時や11時まで開いているスーパーの大型店舗も16時や17時に閉まります。また日曜日は開店時間も遅く、12時開店のお店がほとんどです。

イギリスには24時間オープンしているコンビニエンスストアはありません。24時間オープンのオフライセンス(日本のコンビニのように、食品や日常生活を扱っているお店)もありますが、ロンドン市内でも数は多くありません。

コンビニエンスストアが数多く存在する日本の便利な生活からすると、24時間オープンしているお店の少なさ、また日曜日の閉店時間の早さは最初は不便に感じるかもしれません。しかし「郷に入っては郷に従え」で、慣れてしまえば、不便に感じることもなくなります。

不便さを楽しむ、これもロンドンならではの生活です。なお、クリスマスはすべてのお店が閉まり、公共の交通機関もすべて運休となります。

アメリカに移住をしてみた体験談。フレンドリーに生きよう

医療費は無料

ロンドンで6ヶ月以上生活する場合、NHS(National Health Service)に加盟することになります。

ロンドンの医療制度は日本と若干異なり、病気になりお医者さんにかかりたいときは、どのような症状であれ、まずGP(主治医)に診てもらうことになります。そしてそのGPの判断により、専門医にかかる必要があれば、かかることになります。

GPはなかなか予約が取れず、診察してもらえるまでに時間がかかってしまうことで有名ですが、イギリスではGPにかかる場合、基本的に医療費は無料のため、誰もが待たされることに不満をもちつつも、プライベートドクターにかかるとお金がかかるため、気長に予約を待ち続けています。

また在住者、旅行者にかかわらず、A&E(救急)で診察を受けた場合は、医療費はかかりません

移住に最適!ロンドンは超住みやすい国

週末はナイトチューブが運行

ロンドンの代名詞とも言える赤い2階建バス、ダブルデッカー。市内を網羅しており、それらのいくつかは平日週末問わず、24時間運行しており、ナイトライフを楽しみたい人の強い味方となっています。

また2016年よりいくつかの地下鉄が金曜日、土曜日の夜は24時間運行を始め、現地の人、また観光客に多く利用されており、遅くなってもタクシーを利用せず帰宅できるため、日本のように終電を気にせず、ナイトライフを満喫できます。また2017年冬よりオーバーグランドの週末24時間運行も発表されました。

ロンドンに来た当初は文化の違い、生活の違いに戸惑うことが多いかもしれません。でも、「郷に入っては郷に従え」で、できるだけ日本の感覚を捨て、現地の人が過ごすように過ごしてみると、ロンドンはとても住みやすい街です。

ぜひロンドンライフ、満喫してみてください。

Have a lovely day!

ライター名 Kumy

渡航した年 1994年および2014年
お住いの国 イギリス
公用語 英語
プロフィール ロンドンを拠点にフリーランスの翻訳家、ライターとして活動中のKumyです。イギリス英語とロンドンに恋をして数十年。現在夢の地で、夢の言葉に囲まれながら日々ロンドン生活を満喫中。