Hello! It’s Kumi!
恋愛は男女問わず、永遠のテーマ。日本でもイギリスでも、恋愛はみんなの最も関心の高いテーマの一つです。
でもところかわれば恋愛事情も異なるのでしょうか?イギリス人ってどんな恋愛をする?つきあったらどんなデートをする?イギリス人にとって結婚とは?などいろいろ気になることがあると思います。
今回はイギリス人の恋愛事情についてご紹介します。
出会いはオンラインが当たり前?
日本ではまだオンラインのデートサイトやアプリなどの利用を警戒する人も多いですが、ここイギリスではオンラインのデートサイトやアプリなどを利用した出会いは当たり前になっており、友達や家族に恋人を紹介するときに、そのような出会いであったことを伝えることはけして恥ずかしいことではありません。
オンラインのデートサイトやアプリは会員登録が無料のもの、有料のものとあります。またカジュアルな出会いを求めている人用、真剣な交際を求める人用、様々ですので、自分の目的にあったサイトやアプリを選ぶことができます。
通常は、サイトやアプリで気の合う人を見つけたら、メッセージを交換し合い、意気投合すれば、いよいよ実際に会うアレンジをします。まず1回目はお茶や、お酒を一杯、というアレンジをします。
そこで気が合えば、2回目のアレンジをしますが、もし気が合わなくてもそれをはっきり伝えることはけして悪いことではないので、はっきりと伝えることが大切です。
ボーイフレンド、ガールフレンドは彼氏、彼女のこと
日本では、恋人=「彼氏」「彼女」と言う方が多いと思いますが、ここイギリスではどのように言うのでしょうか?
通常「ボーイフレンド」「ガールフレンド」と呼びます。「ボーイフレンド」「ガールフレンド」という単語は日本でもよく使われ、日本語ではどちらかというと男友達、女友達、という印象が強いですが、英語では、正式な彼氏、彼女、という意味になります。
なお、恋人というと「lover」では?と思う人も多いと思いますが、「lover」というと愛人という印象が強くなります。
どんなデートをする?
イギリス人はどんなデートをするのでしょうか?これは日本と同様、人それぞれですが、多くのカップルが、仕事のあとに待ち合わせて、一緒に食事をする、週末は一緒に過ごすなど、週に1〜数回デートをします。
また最近ではNetflixやBBC iPlayerなどの普及により自宅で気軽にドラマや映画を観ることができるので、それらを観ながら家でまったり過ごすというカップルも増えています。
なおイギリスでは、付き合いをはじめてある程度の月日が経つと、一緒に住むというカップルも多くいます。その場合、日々一緒に過ごすことになりますが、それでも多くのカップルが、あえて外で食事をしたり、イベントに出かけたりする機会を作ります。
また日本では恋人を家族に紹介するとなると、結婚を意識したお付き合いの場合が多いですが、こちらではカジュアルな付き合いでも、付き合い始めたばかりでも気軽に家族に紹介します。そのため、週末はどちらかの家族の家に遊びに行き、一緒にサンデーローストを楽しむ、というカップルも多くいます。
結婚には慎重?
イギリスでも日本同様、結婚は人生最大の、大切なイベントの一つとして扱われます。ただ、結婚の手続きは日本より複雑で、また離婚するカップルも多いため、結婚には慎重になる人が多い傾向です。10年以上付き合っていても、一緒に生活をしていても、籍を入れていない、というカップルも多くいます。
特に男性は、自分の仕事がある程度落ち着くまで、職場での地位がある程度確立するまでは結婚は二の次、と考える人が女性に比べて多い傾向です。
結婚しても愛情は薄れない
イギリスでは、多くのカップルは結婚したあとも、しっかりと愛情表現をし、また子供が生まれたあとでも、二人の時間をしっかり確保することをわすれません。
日本では子供を置いて夫婦二人で出かけることになんとなく後ろめたさを感じてしまうことも多いと思いますが、イギリスでは、夫婦二人で出かけるためにベビーシッターを雇うことは日常茶飯事です。
結婚してからもお互いがドレスアップして、ちょっと素敵なレストランに出かける、映画を見に行くなど、独身時代のようにデートすることを心がけています。
またお互いを尊敬する気持ち、労わる気持ちは常に持ち続けます。自分のために何かしてくれたら、それが日常の決まりきったこと、たとえばお茶をいれてくれるということだけでも、常に「Thank you」と伝えることを忘れません。
いかがでしたでしょうか?
イギリスの恋愛事情をご紹介しました。日本と全く違う面もあれば、共通する面も多くあります。
ただ日本でもイギリスでも大切なのは、恋愛をする際に愛情をもつことはもちろん大切ですが、相手を尊敬する気持ちです。
ぜひイギリスでも素敵な出会い、恋愛を楽しん下さいね。
Have a lovely day!
ライター名 Kumy
渡航した年 1994年および2014年
お住いの国 イギリス
公用語 英語
プロフィール ロンドンを拠点にフリーランスの翻訳家、ライターとして活動中のKumyです。イギリス英語とロンドンに恋をして数十年。現在夢の地で、夢の言葉に囲まれながら日々ロンドン生活を満喫中。