イギリス移住。海外での処世術7選

Hello! It’s Kumy!

イギリスで生活するにあたり、様々な状況で日本との違いを感じることは多々あります。ただそれを苦痛と感じるか、イギリスらしい文化として受け止めるかはあなた次第です。

私はイギリスに恋い焦がれて移住したため、どのような状況においてもイギリスでの生活を苦痛に感じることはありませんが、ただしやはり苦労することはあります。

今回はイギリスでの生活が少しでも苦労が少なく、快適に過ごせるような心得をご紹介します。

英語はできた方がよい

イギリスは多民族国家。特に首都ロンドンでは世界様々な国から移住してきた人が生活しています。そのため、英語以外の言葉も飛び交っており、また日本人も多く生活しており、英語が話せなくても、理解できなくても、生活はできます。

ただ、やはりイギリスで生活する人の共通語は英語。英語ができないと、見下されてしまうこともあります。

完璧な英語を話せなくてもよいのですが、少しはできた方がより快適な生活を送れるでしょう。

イギリス移住。海外での処世術7選

自己主張はしっかりと

日本では、自己主張をしすぎると、少し煙たがられる風潮がありますが、イギリスでは、自己主張はどんどんしていくべきです。逆におとなしくしていると、何を考えているの?と思われ、よい印象は持たれません。

笑顔を振りまきすぎない

笑顔を絶やさないことは大切です。ただし、たとえば、相手が何を言っているかわからず、どう答えて良いかわからないときに、「わからない」ということを示さずにただ無言で笑顔を振りまくことは避けましょう。

英語が理解できなかったときに、理解できなかったことを伝えることはけして恥ではありません。わからずにただyesと言ってしまったり、ただニコニコしているだけの方が、後々トラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

先にお伝えした2つの項目と関連しますが、特にYes、Noはしっかりと表現するようにしましょう。

お財布は締めすぎず、がアメリカでは丁度いい

英語に行き詰まったら日本語漬けの日を作る

英語がネイティヴ並みに話せる人は別にして、常に英語を話す、また聞く生活に疲れてしまうことがあります。また100パーセント理解できないということにストレスを感じてしまうこともあります。

そのようなときは、思い切って英語から離れてみましょう。日本語の本を読む、日本語のビデオを見る、日本人の友達と会ったり、日本の家族や友人に電話をして思いっきり日本語を話す、などして日本語漬けの日を作ってみてください。

イギリス移住。海外での処世術7選

please はマジックワード

「お願い」を意味する単語、また表現を丁寧にする単語「please」。日本人は「please」を忘れがちと言われています。

たとえば「Give me some chocolate.」と「Give me some chocolate, please.」では聞いた側の印象が随分違います。そして「please」をつけないと、命令口調に聞こえ、横柄な人と勘違いされることも。

「please」は人間関係をよりよくするためのマジックワードです。ちょっとしたお願いにもこのマジックワードをつけるのを忘れないようにしましょう。

お財布は締めすぎず、がアメリカでは丁度いい

安全意識は高く

ロンドンは市内の至る所にCCTVが設置されており、警察官も市内を頻繁に巡回しているため、比較的安全な街と言えます。

それでもやはり夜の一人歩きは避けたほうがよいエリアも多くあり、観光名所などではスリなどの被害も多発しています。またカフェなどで、バッグを席に置いたままトイレに行き、戻ってきたら荷物がなくなっている、ということも多々あります。

犯罪を起こす人は相手をよく見ています。スキがある人に近寄り、スキがない人には近寄りません。

自分の身はしっかり自分で守る、ということを意識しましょう。

イギリス移住。海外での処世術7選

郷に入っては郷に従え

イギリスは日本と同様伝統を重んじる国で、日本と似ている部分もよくありますが、それでも様々な面で日本との違いがあります。

イギリス生活に早く馴染むには、そしてより深く馴染むにはできるだけイギリス人らしく生活すること、イギリスらしい生活を送ることです。

日本人はイギリス人に比べると若干短気で、我慢強さに欠ける部分がありますが、たとえばイギリス人はキューイングすること(列にならぶこと)に対してとても我慢強く、イライラすることはありません。またパブなどに飲みに行ったときは、食事を注文せず、パイントグラスを片手に何時間も語り続けます。

また生活費の高いロンドンでは、節約生活をしていることを公言することを恥としません。どちらかというと、例えば学生の身分で、お金を湯水のように使っていると、距離を置かれてしまう可能性もあります。

イギリス人の考え方、常識を受け入れられると、ぐんとイギリス生活の快適度が増します。

いかがでしたでしょうか?
海外での生活は日本とは大きく違う部分もあり、行き詰ることも多々あります。

でも、起こるべき苦痛、困難を事前に予測できれば、それらを軽減することができるはずです。ぜひ上記を参考にして、イギリス生活を満喫してください。苦労、苦痛は乗り越えればよい経験となるはずです!

Have a lovely day!

ライター名 Kumy

渡航した年 1994年および2014年
お住いの国 イギリス
公用語 英語
プロフィール ロンドンを拠点にフリーランスの翻訳家、ライターとして活動中のKumyです。イギリス英語とロンドンに恋をして数十年。現在夢の地で、夢の言葉に囲まれながら日々ロンドン生活を満喫中。