Hi, what’s up? It’s Migge!
英語圏での生活スタイルや、お家の様子はみなさんもよくテレビでご覧になるのではないでしょうか?日本よりもスペースに余裕があり、彼らはのびのびと生活しているような印象を受ける方も少なくないのでは?英語圏のオーストラリアに移住する前、私もそのようなイメージを持っていたものです。
ちなみに、私がオーストラリアに滞在していた時は、お金に余裕のあるものではありませんでした。今回ご紹介するのは、オーストラリアに配偶者がいる方や、仕事で移住された方のように賃貸契約を個人名義として契約したケースではありません。あくまでも、リアルなワーキングホリデーとしての宿泊先での体験をご紹介したいと思います!
一般的なオーストラリアの家って?
さて、まずは一般的なオーストラリアのお家についての説明をしてみたいと思います。
その1、家は夏仕様に出来ている!?
私の個人的な感覚だと、オーストラリアの家は基本的に夏仕様です。みなさんも多くイメージするように、太陽がさんさんと降り注ぐオーストラリアは真夏になるとかなりの高温に。その為自然とお家も夏仕様となりますが、その分、冬場になると寒く、家の中でも厚着をしていました。
その2、日本人が大好きなエアコンは無い!
さらに、ほとんどの家でエアコンはありません。暑ければ窓を開けたり扇風機をかけ、寒ければ窓を閉める。本当にただそれだけです。それでも大丈夫だったのは、日本のようにじめっとした湿度がないことも理由でしょう。(オーストラリアの高温地域を除きます。)
もちろん、ショッピングセンターや学校など、一般施設ではエアコンは完備されているのでご安心ください。
一軒家では庭がついていることが多い
週末になると庭でバーベキューをしたり、日光浴をしながら読書をする人が多いオーストラリア。マンションなどを除く住宅の場合、どんなに小さくても庭がついていることが多いです。
ワーキングホリデーの人はシェアハウスが基本的
実はオーストラリアのお家は、日本と比べると割高な印象があります。もちろん、東京で一人暮らしをするよりも広い家に住めることは間違いないです。しかし、それでも広すぎるスペースを1人で契約して、ワーキングホリデービザで住むというのは、相当お金に余裕がある人でない限り現実的ではありません。
その為に、ワーキングホリデービザの人や学生ビザの人は、基本的にシェアハウスに滞在します。もちろん物件により内容は異なりますが、4LDKなどの一軒家や、マンションの一室を4人で住む事で一人当たりの賃料を安くするのです。お金の節約だけでなく、個人部屋を得ることも出来ますし、お金に余裕がない私にとっては一石二鳥でした。
シェアハウスあるある1、シェアハウスなら施設も使い放題!?
シェアハウスと聞くと、どうしてもマイナスなイメージを持つ方も多いことでしょう。しかし、人が集まり家賃を折半することで、ファミリーサイズの家に住むことができるのです。大きな街のマンション内でシェアする事により得られる様々な恩恵があることも。
オーストラリアでは、マンションの中にスイミングプールやスポーツジムが併設されていることも多くあります。もちろん住人になればその施設も使い放題です。お金をかけてまでプールやジムに行かなくてすむのは、数人で部屋をレンタルできるシェアハウスならではなのではないでしょうか。
私がシドニーに住んでいた頃、このようなマンションに滞在したことがあります。さらに、オーストラリアの中心、アリススプリングスという場所に住んでいた頃の一軒家のシェアハウスには、庭にとーっても大きいスイミングプールがついていました。もちろんこのプールも自由に使用可能なので、いつも友達を招いてみんなでプールパーティーをした事は言うまでもありません!
シェアハウスあるある2、賃貸契約がラフすぎる!?
オーストラリアでの家探しですが、残念ながら私個人名義で家を契約したことがありません。おそらくですが私を含め、ほとんどのワーキングホリデービザの人や学生ビザの人は、契約自体をする機会が無いかと思います。
一般的なオーストラリアでの家探しは、物件の所有者に連絡をとり、又貸し状態になることが普通でしょう。その為に、私がオーストラリアにいた2年間、住宅についての契約書などを交わす事はありませんでした。本当にカジュアルな口頭での約束だけで家が決まることがほとんどです。
シェアハウスあるある3、家賃支払いは毎週!?
オーストラリアでは賃料は毎週、もしくは隔週のペースで支払わなければいけません。それはオーストラリア人のお給料がこのペースで支払われるシステムだからだそう。
さらに、シェアハウスの賃料の支払いは、銀行から引き落としでは無く、手渡しで現金を支払うスタイルがほとんど。決まった日付に家を訪れる物件オーナーと直接やり取りするのです。
オーストラリアでは、新しい宿泊先に入るときにデポジットと呼ばれる、日本でいう保証金を支払うことが一般的です。そのお金を支払うことで、何かあった時の保証になるのでしょう。デポジットは基本的に賃料の1ヶ月分であったりすることが多かったです。もちろんやり取りは現金です。
様々な手続きが大まかすぎて、「本当に大丈夫なのか」と最初は不安になりましたが、現地の大学生なども同じシステムで生活していたので、それがオーストラリアの当たり前なんだと後々理解できました。
家探しは積極的に!
シェアハウスを探すときには、インターネットで検索すると情報がたくさん出てきます。気になる物件の見学がしたければ、物件オーナーに問い合わせてみましょう!その場で合意があれば、すぐに入居日調整の話し合いが始まります。
さらに街を歩いていると電柱などに「シェアメイト募集」などと書かれた張り紙も多く目にするでしょう。部屋の情報とあわせて、連絡先が記載されているはずなので、一度連絡をとってみてもいいかもしれません。しかし、公の場で個人情報を乗せるということが、未だに日本人の私からするとびっくりです…
バッパーと呼ばれるホステルに住むのも手
オーストラリアにワーキングホリデーで住むとなると、1つの場所に最初から最後まで住み続ける必要もありません。旅をしながら好きな場所へ移り住むスタイルも一般的です。さらに、すぐに退去してしまう住人は、あまりシェアハウスでは歓迎されない背景も絡んできます。
そんな人は、バッパーと呼ばれるホステルに滞在することもオススメです。1つの部屋にバンクと呼ばれる二段ベッドが数台入ったホステルで、他の国の人とスペースをシェアする事も面白い経験になります。もちろん、個室がない為プライベート空間は無くなってしまいますが、世界中の友達を作り、情報交換するいい場所になる事は間違いありません。
オーストラリアで面白いと思う事は、このようなホステルにも現地のオーストラリア人が住んでいるという事です。ホステルと聞くと、どうしても他の地域からの一時滞在者が住むものという印象がありますが、オーストラリア人にとってはあくまで宿泊先の1つなのでしょう。
かなーりゆるい感じのオーストラリアのお家事情
ワーキングホリデーの国としてオーストラリアを選んで良かったと思えたのは、このように海外からの人でもゆるーい感じで物事が進んだ事です。日本であれば、外国人というだけでなかなか入居審査が降りなかったりすることもあるのだとか。しかし、オーストラリアは不動産会社の絡みもなく、基本的に物件オーナーとの相性であったりすることがほとんどです。
大きな街では常にシェアメイトを募集している家が多くあります。色々な物件に直接足を運んで、あなたにぴったりのお家を見つけてみてください!さらにそこに住んでいる他の住人とも顔を合わせられると、雰囲気がつかめるので尚良しですね!
あなたも、是非ともオーストラリアならではのお家事情を楽しんでみてくださいね。
Hope you like my story! Cheers!
ライター名 Migge
渡航した年 2011年-2013年(オーストラリア)、2016年-現在(ドイツ)
お住いの国 ドイツのミュンヘン
プロフィール 東京生まれの東京育ち。どんな時も笑顔と好奇心を絶やさないことがモットーのかに座のO型。ビール愛と旅好きが高じて、現在はドイツのミュンヘンに滞在中。ワクワクを探して毎日アンテナを張り巡らしています。