【カナダ移住】仕事の探し方や働き方について

Hi everyone! This is bluejay from Canada.

今回は、カナダのお仕事事情、筆者のカナダでのお仕事体験を皆様にお伝えしようと思います。

カナダが誇るべき企業

カナダを代表する企業、皆さん何か思い浮かびますか?

日本でも大人気のシルクドソレイユ。カナダのケベック州で設立された会社です。筆者はこのシルクドソレイユの大ファンで、もうかれこれ10公演ほど足を運びました。

また最近日本でも人気が出てきている、カナダグースのジャケット。お値段がかなり張るので、個人的には所持していませんが、こちらも名の通り、カナダ発です。

そして、海外のセレブにも人気のヨガウェアブランド、ルルレモンもカナダはバンクーバーで誕生した会社です。ヨガはしませんが、とても着心地がいい製品なので、部屋着として何着か愛用しています。

IT業界では、ビジネスマンに幅広く利用されている、ブラックベリーもオンタリオ州の小さな町、ウォータールーで開発されました。

そして何より、カナダを代表するコーヒーチェーンと言えば、ティムホートンズ。このお店の名前は、創業者であり、アイスホッケーで活躍したカナダ人選手、ティムホートンから来ています。カナダ人なら誰でも知っているこのお店。日本で言うとドトールコーヒーの様な存在でしょうか。近年では、アメリカにも進出しているようです。

【カナダ移住】仕事の探し方や働き方について

共働きの多いカナダ

日本では、結婚すると、専業主婦になる方が多いようですが、カナダでは少し違います。筆者も含め、夫婦共々フルタイム、またはどちらかがパートタイムで働きに出る人がほとんどです。

私どもには子供がいませんが、お子さんを持つ周りのお友達のお母さん方は、一年間産休を取って、その後すぐ働きに出るという方ばかりです。中には、2人目出産後、わずか6か月目で仕事場に戻ったお友達もいますし、2人の小さい子供を育てながら、キャリアアップのため、学校に通っている知り合いもいます。

共働きをしないと、生活に余裕がなくなってしまうというのが現状ですが、融通が利く企業が多いので(例えばパートタイムで働きたい、この曜日でないとダメなど)、家庭を持っている方に働きやすいのがカナダの特徴だと思います。

最近では、IT関係に多いのですが、筆者の夫のように、仕事場に通勤しなくても、自宅から働くことが可能な職種、企業が増えています。

どうやって仕事を探したらいい?

まず一番初めに出来る事は、インターネットで探してみることではないでしょうか。kijiji.ca、monster.caなどのサイトを参考にしてみて下さい。

近所のお店の看板に、”We are hiring!”と書かれているのを探してみるのも効果的です。実際自分はこの方法で仕事を見つけました。

移民して間もなく、職もなく、暇を持て余していたころ、夫に、”近くのレストランでアルバイト募集してるよ”と言われ、履歴書を製作してみました。日本で飲食店の経験が山ほどありましたし、トロントの日本食店でのアルバイト経験もありましたので、これは良いチャンスだと思いました。

早速お店に出向き履歴書を提出。ラッキーなことに、相当人手不足だったのでしょう。数日後に電話がかかってきて、”明日から始めてもらってもいいかな?”と即合格してしまいました。

通常では、電話がかかってきて、面接、そして採用というパターンがほとんどですが、筆者の場合、面接されませんでした。(笑)これがかれこれ10年前の話です。今現在も同じ所で働いています。従業員が家族の様な存在で、楽しく仕事ができ、恵まれた環境だと思います。

たまにお友達に、”今仕事場で求人募集してるけど一緒に働いてみない?”とお誘いがかかることもあります。フルタイムですでに働いているので、いつもお断りするのですが、仕事を探しているのであれば、お友達に”バイト探してるから、どこか知ってる所あれば教えてね。”と声かけをしてみると良いかもしれません。

【カナダ移住】仕事の探し方や働き方について

カナダ人と働くってどんな感じ?

今現在の職場は、日本人は自分一人で、残りの従業員はすべてカナダ人という環境です。

日本との違いは、上下関係があまりないので、働きやすいということ。そもそも英語には敬語というものがないので、とても楽です。例えば、日本で飲み会をお断りすると、結構白い目で見られることありますよね。カナダだと、”明日朝早いから無理〜!ごめん!”で済みます。

また、これまでに出会ったとんでもない従業員の中には、酒に酔っぱらって出勤してきた人。(もちろん即首!)バックパックにウォッカのボトル一本持ってきて、勤務中にグビッと飲んでいた人。(笑)休憩中に外でマリファナをプカプカ吸ってた人。勤務中、何も言わずに途中で帰っちゃった人などなど、ビックリするような人が多いです。

でも中には、ちゃんとルールを守り、誠実に働く人もいっぱいいます。

筆者も、自分はこれだけ出来るんです感をアピールして、当初はパートタイムでしたが、後にフルタイムへと昇格。そして今ではフロアマネージャーとして働かせてもらっています。一生懸命頑張れば、後に結果が付いてくるものだと思います。それは日本でもカナダでも同じではないでしょうか。

皆さんも良い就職先が見つかりますように!

それではまた。See you soon!

ライター名 Ket

渡航した年:2008年〜2015年
お住いの国:アメリカ ワシントン州
公用語:英語
プロフィール 学校、就職、結婚、出産を米国で経て2015年に帰国。夫、3人の子供、猫と田舎で暮らしています。