チェコでの子育て体験談!2人の息子は日本とチェコのハーフです

Ahoj! Maminkaです。

今回は、ハーフの子育てについて書いてみます。

ヨーロッパの子供とアジアのハーフの子は、見た目が違います。半分のはずの血なのですが、どうも90%は見掛けがアジアです。髪の毛は黒く、瞳も黒い子が多いです。

でも、子供はそういう見かけを気にしません。もし気にしている人がいるとしたら、それは親だけです。元気に友達と遊び回っている子供を見ると、そんな心配は吹き飛びます。

言葉の壁

我が家には、5歳と3歳の息子がいます。今は、旦那と喋る時はチェコ語ですが、私と子供が喋る時は日本語、息子同士は日本語とチェコ語をその時々で喋っています。

一人目の息子の場合

初めての子育てで、分からないことだらけでした。仲間外れにならないようにと、出来るだけ周りの子供と同じようにしようとしました。毎日公園に通って、ほかの子供と遊ばせて、チェコ語で話しかけました

チェコでは3歳から幼稚園に通うので、それまでにチェコ語が話せるようにならなくては困ると思っていました。旦那のお母さんに預かってもらって、チェコ語ばかりの環境に身を置いたりもしました。努力の甲斐あって、長男はよくチェコ語を理解していました。

長男は、幼稚園に楽しく通っていたのですが、幼稚園の話をしてくれませんでした。公園のママたちが、「○○くんは幼稚園楽しんでる?誰と遊んでるの?」と聞くので、私も気になって長男に聞くのですが、彼は答えませんでした。

もしかしたら、お友達がいないのかなとも思いました。周りの同年代の子供たちが、お家でママに今日は何して遊んだとか、誰と遊んだとか、楽しくお喋りしているのに、うちの長男はまったくでしたから。

でも、幼稚園の先生は何も言わなかったですし、本人も毎日幼稚園を楽しみにしているので、大丈夫なのだろうと思って見ていました。

半年経ったくらいでしょうか。長男が幼稚園の話をするようになりました。どうやら最初のうちは、まだ自分で気持ちを言葉にして表現できなかったようです。2か国語を一度に覚えるのには、時間がかかったのでしょう。聞いて理解はしているのですが、言葉として口から出すには、少し多めに時間が必要なようです。

今でも、ほかの子に比べたら語彙は少ないです。でも、コミュニケーションを取るには足りているようですし、みんなより遅くても、その内追いつくかなと思っています。

5歳の現在、長男は、チェコ語でも日本語でも、今日あったことを話してくれます。私の知らないようなチェコ語も覚えてきて話すので、「何それ?」と私が質問しています。男の子なので、汚い言葉を喜んで覚えてきてしまうため、私がわからない分はしっかり旦那にチェックしてもらっています。

国が違えばここまで違う!?オーストラリアのびっくりお仕事事情

二人目の息子が生まれてから

次男は、長男が2歳半のころに生まれました。長男はチェコ語を理解していましたし、次男も自然にチェコ語は覚えるだろうと思っていました。

その頃になると、私の周りの大人たちが、「チェコに住んでいるのだからチェコ語は自然に覚えるから大丈夫。でも、日本語はあなたが教えなかったら覚えないよ。折角ママが日本人なのだから、日本語を喋れないなんて勿体ない!最初は、徹底して日本語を覚えさせなさいよ。」と、チェコ語より日本語の心配をする人が出てきました。そう言われてみればそうだよなと、今度は日本語重視の育児を始めました。

日本に出来る限り長く、2か月や3か月という長期滞在をし、保育園にも通って、日本語や文化を知るようにもしました。日本から、ひらがなやカタカナのパズルや本を買ってきたりして、日本語を教えました。

次男は体が弱く、人に預けることも出来ない子でした。お婆ちゃんと少し散歩に出ただけでも調子が悪くなって、早く家に帰ってきたりもしました。なので、私がいつも一緒でした。そのせいもあって、日本語ばかりの環境で育ちました。

3歳半の今、次男はチェコ語を殆ど話しません。口から出るのはいくつかの単語だけです。頭で理解はしているようですが、口から出るのは日本語だけなのです。「チェコ語ではなしてよ!」という義母の言葉に、「チェコ語で話してよ!」とオウム返しするくらいです。

この秋から幼稚園に通い始める予定ですが、私は大丈夫だと思っています。口から言葉が出なくても、子供たちは一緒に遊べます。そうしている内に、チェコ語も出てくると思っています。

発音練習

チェコでは、小学校に入る前に発音練習を始めます。もう綺麗に発音できている子は良いのですが、出来ていない子は専門の先生に診てもらって、必要であれば授業を受けます。チェコ語の発音は独特です。řやchは、チェコ人ですら難しいと感じているようです。

長男もこの授業に入り、他にも10人ほどは入っているようでした。週に一度、先生と一緒に発音を勉強するのですが、長男は3週連続で同じ発音を繰り返していて、あまり得意じゃないのかな…とは思っています。この発音の宿題は旦那の分担で、毎晩寝る前に長男と練習してくれています。

チェコでの子育て体験談!2人の息子は日本とチェコのハーフです

幼稚園での様子

長男は、やんちゃです。どうやら幼稚園でも同じくらいやんちゃな子がいるようで、一緒になってやんちゃしているようです。一番の友達らしく、毎年恒例の写真撮影では、グループ写真で仲良しとして一緒に写っていました。

何処の国でも子供は同じで、似た性格の子と仲良くなるのです。長男も、自分に似た子をここで見つけたようです。

そんな長男の友達が、公園では次男とも一緒に遊んでくれます。村の小さな幼稚園なので、みんながそれぞれの兄弟のことを知っていて、弟のことも可愛がってくれます。

ハーフで得なこと

上にも書いているように、ナチュラルに2か国語を喋れるようになることです。それは、断トツです。見た目が違うというのも、私は得なことだと思っています。彼らの独特な顔立ちは、勿論人によって好き嫌いはあるでしょうが、私はそれだけで良い個性になると思っています。

小さな頃から遠い国が存在し、そこでは違う文化や人々がいるのだということを実際に経験して知っています。飛行機に乗って何時間もかけて行くほど、世界は広いという事も知っています。これらがきっと、今後の人生に何らかの影響を与えてくれるのではないかと思っています。

チェコ人と友達になろう!話してみると、日本が好きな人も多いのです

ハーフで損な事

2か国語を覚えますが、そのせいか覚えるペースは遅いです。なので、小さな頃は特にその差を感じてしまいます。

あと、近くに日本のお婆ちゃん、お爺ちゃんがいません。なので、日本の話や遊びを教えてくれるような存在がありません。

トリリンガル教育!アメリカと日本のハーフの子供達の育て方

まとめ

私は、ハーフで得することも損することもあまり感じていません。言葉は2か国語覚えるので、それは得だと思っていますが、それ以外はチェコの子供たちと何ら変わりません。

ただ、今から成長して思春期を迎えるようになると、何か変化があるかもしれません。どんな子でも、自分の容姿を気にしたり、人を羨ましく思ったりし始めます。私のハーフ子育ては、これからなのだとも思っています。

Hezky den!

ライター名 マミンカ

渡航した年 2006年
お住いの国 チェコ共和国
公用語 チェコ語
プロフィール 11年前、ステンドグラスに魅せられて、チェコの工房で働きたい一心で渡航し、教会ステンドグラスの修復などを学びました。今は5歳と3歳の男の子の母親です。みなさんに役立つチェコ情報を届けたいと思っています。