TOEICのリーディングで、700点到達のポイントと時間配分のコツとは

こんにちは、Miggeです。

TOEICといえば、リーディング100問とリスニング100問の合計200問からの構成となっていることで知られています。

リスニングパートは音声が自動的に流れて来る為、自分の回答の理解度とは裏腹に、強制的に次の問題に進まなければいけません。しかしながら、リーディングパートは完璧に自分のペースで回答できる為、最後まで終わらなかったり、苦手なセクションで足踏みしてしまうことも多く聞きます。

TOEICのレベル基準としては、700点を超えるあたりで、一般的に「英語で書かれている社内文書を理解することができ、職場の同僚と英語での議論が可能」といわれています。ビジネスマンとして英語を使用出来る入り口レベルなので、まずはココを目指してみませんか?

今回は、リスニングパートを克服し、700点を超えるためのコツ、さらに時間配分についてご紹介します。

リーディングセクション、時間内に終わらせられますか?

まず、レベルによってリーディングセクションを終わらせられるか、そうでないかが決まって来るという事実をお伝えします。私は500点未満の時は、終わらせることが出来ませんでした。おそらく、リーディングセクションが終わらないという理由で苦戦している方は、500点弱のスコアでないかと思っています。

まずはどんな人も、リーディングセクションを時間内に完了し、見直しの時間を確保できるようにすることを目標にしましょう。そのためには、基本的な文法をすでに取得していることが前提となります。

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時間配分がキーポイント

リーディングセクションは、合計100問75分間、パート5からパート7で構成されています。詳細は下記の通りです。

パート5 短文穴埋め問題30問
パート6 長文穴埋め問題16問
パート7 読解問題54問

パート5は、短い文章の一部がブランクになっているので、その内容にぴったりと一致する回答を選択肢から選ぶというものです。このパートについて私は、1問3秒から5秒で完了する、というルールを設定しています。

パート6は、長文の一部がブランクになっていて、回答を選択肢から選ぶというものです。私はこの作業を1問1分以内に終らせるようにしています。

パート5とパート6については、私はいつも20分以内で終わらせることを徹底してきました。そうすることにより残りの55分をパート7に当てることが出来るのです。

パート5とパート6は、スピード勝負

このパートは、いかにサクサク回答していくかが鍵になります。お伝えした通り、パート5とパート6は20分以内に終らせることを目指しましょう。

このパートは空欄になっているセクションの前後の文を読めば、回答が自然とわかるようになっています。その為、文章を全文読まなくても解ける問題がたくさんあふれているのです。

語彙・品詞・動詞の形について問われる問題は特に多い傾向で、前置詞・接続詞はちょこちょこ顔を出す傾向、代名詞・比較級などがたまに出題される感じです。

時間配分にこだわるのであれば、このパートをサクサク回答するコツを掴みましょう。基本的な文法を理解することはもちろんですが、プラスして下記の教材をオススメします。

TOEIC当日はこの本のみを持ってTOEIC会場へ向かっていたほど、心強いものでした。そこまで分厚くもないので、軽い気持ちでトライしてみるのがいいでしょう。目からウロコのコツが満載です。

[新形式問題対応/音声DL付]TOEIC(R) TEST 英文法 出るとこだけ!
https://www.amazon.co.jp/新形式問題対応-音声DL付-TOEIC-TEST-出るとこだけ-TOEIC出るとこだけ-シリーズ-ebook/dp/B01MPZWQOK/ref=sr_1_9?s=books&ie=UTF8&qid=1489232260&sr=1-9

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パート7は設問文のチェックが鍵に

パート5とパート6で時間短縮に成功していれば、このパート7で約1時間弱の時間が確保できるわけです。焦らず問題に取り組めますね。

パート7はどこの文章から読み始めるかが重要になってきます。まずは設問文を確認し、それから本文を読んでみましょう。この時、設問文の回答まで確認する必要はありません。あくまでも設問文で聞かれているポイントを確認するだけで大丈夫です。

先に設問文を確認することで、その文の主語(誰)や内容を確認できます。その後、本文を読み進めれば設問文のキーワードを自動的に探せるようになります。

下記の教材は、パート7に強化して作られたものです。この教材を完璧に理解できるまで勉強すれば、間違いなく700点はいくはずです。

TOEIC(R)テスト 究極のゼミ Part 7 (別冊模試・DL特典付)
https://www.amazon.co.jp/TOEIC-究極のゼミ-別冊模試・DL特典付-TOEICテスト-究極シリーズ/dp/4757422164

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問題集を勉強するときも時間を意識するように心がける

図書館やカフェなどで勉強をしていた頃、いつも腕時計をテーブルに置き、時間を計りながら問題を解いていました。TOEICの試験は時間配分がキーポイントとお伝えした通り、日頃から時間を意識した姿勢を徹底することが大切です。だらだらと問題集をこなすのではなく、時間を常に意識しましょう。

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分からない問題は捨てる覚悟で

集中力が大切になるTOEICですが、実はTOEICのテスト自体、受験者の集中力を保てないように設定されていることをご存知でしたか?このテストは、限られた時間の中で、膨大な問題を解かなければいけないようにできています。これは、英語をどれだけ実践的に、瞬発力をもって使用出来るかを見極めるためだそう。

問題数が少なければじっくり考えられますが、TOEICの場合、分からないなと思った箇所は捨てる覚悟で飛ばしましょう。答えに悩んでしまう1問の為に時間をかけるよりも、気持ちを切り替えてサクサクと確実に回答数を増やしていくことが重要です。

私の経験からすると、悩んで悩んで導き出した答えの正解率はいたって低いです。ご自身でも勉強し、答え合わせをすれば分かると思いますが、どんなに時間をかけた問題でも分からないものは分からないのです。

ようは先に説明した通り、まずはTOEICリーディングを時間内に終わらせることを徹底し、最後に見直しの時間が作れればいいわけです。時間が余れば、また先ほど悩んだ問題に戻れます。

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基本的な英語力にプラスのコツが必要

ネイティブレベルで英語を話せる人や帰国子女でも、TOEICは苦手という人も多くいます。それは私たちが日本人であっても日本語検定1級が難しいのと同様です。

基本的な英語の理解力はもちろん必要ですが、TOEICではその傾向にちなんだコツやテクニック、また心構えが必要になることは間違いないでしょう。TOEICに特化したポイントをしっかりと日常の勉強で取り入れることができれば、確実に700点は超えることができるでしょう。

ライター名 Migge

渡航した年 2011年-2013年(オーストラリア)、2016年-現在(ドイツ)
お住いの国 ドイツのミュンヘン
プロフィール 東京生まれの東京育ち。どんな時も笑顔と好奇心を絶やさないことがモットーのかに座のO型。ビール愛と旅好きが高じて、現在はドイツのミュンヘンに滞在中。ワクワクを探して毎日アンテナを張り巡らしています。