Good day mate! This is Migge!
ワーキングホリデーや留学先で人気の国、オーストラリア。せっかくオーストラリアに長期的に住むのであれば、是非とも現地でお仕事を経験してみたいと思う気持ちもあることでしょう。
実際に、私も現地で仕事を経験した1人です。初めのうちは日本食レストランで働き、最終的には現地企業で就職することもできました。オーストラリアで働くことに興味のある方のために、今回は現地でのお仕事事情をお伝えします!是非とも参考にしてみてください!
昼休みにお酒を飲んじゃう!?
こんな書き出しでびっくりさせてしまいごめんなさい。これは私がシドニーの日本食レストランで仕事をしていた時の経験です。当時の私が働いていたレストランは、シドニーの日本食レストランの中でもかなり高級な部類に入る所でした。ビジネス街に店舗を構えていたこともあり、お店にいらっしゃるお客様は弁護士をはじめとした、俗に言う高給取りの方々ばかりでした。
ランチの時間帯はそんなお客様達で賑わうのですが、まず何と言っても驚くことは、彼らはランチ中にお酒を注文するのです!お魚料理によく合う白ワインを注文する方もいれば、普通にビールを頼む方も。日本ではあまり見かけない光景に、初めの頃は驚きを隠せませんでした。
きっと私が相手にしていたお客様達は、管理職レベルの人たちだったのかもしれません。実際に、オーストラリアの企業でどのようなルールがあるのかは分かりませんが、私の個人的な考えだと「仕事で結果を出せば問題ない」というスタンスがあるのではないか?と感じています。
働く人はとってもフレンドリーなオーストラリア
オーストラリアで何かしらサービスを受ける時、いつも私が感じていたことは「働いている人が楽しそう、余裕があるな」という事です。例えば、洋服を買うためにお店に入り店員さんと話す時や、レストランやカフェで店員さんに質問する時、明らかに日本とは違う対応をされます。彼らは人一倍フレンドリーなのです。
日本では「お客様は神様」という言葉が存在するほど、お客様を目上の存在として扱いますね。そのために親切に対応する事はあっても、フレンドリーには接しないのではないでしょうか?オーストラリアではお客様と従業員は比較的対等です。しかしながら、その中でもかれらのホスピタリティー精神はずば抜けているものがあります。
レストランやカフェなどではチップを渡すのがオーストラリアの文化です。そのため、スタッフはチップを稼ぐために人一倍フレンドリーなのは理解できます。しかし、ちょっと買い物をするだけなのに、笑顔で何かしら一言会話を付け加えてくれたり、レストランでオススメを聞くと、その質問以上の答えが返って来て会話が盛り上がったりすることは日常茶飯事でした。他人と会話をすることを楽しむ事がオーストラリアのスタイルなのでしょうか。本当に素晴らしい体験でした。
週末や祝日には時給が2倍に!?
オーストラリアの現地企業で仕事を得る事ができると、まず感動することがあります。それは、週末や祝日には時給が2倍になるという事です。基本的にこのような日は休む日だと考えられている為に、その日に出勤する人に対し「特別手当」として通常の時給よりも高い金額が支払われます。
このシステムは悲しいことに、多くの日本食レストランでは適用されていない事がほとんどです。私も初めのうちは普通の時給で働き続けていましたが、最終的に現地の企業で働く事ができた時に、給料明細をみてびっくり仰天しました。日本食の職人さん以外の方で、将来オーストラリアで働くことを目指す人は、是非とも現地オーストラリアの会社を目指してみてください。やはりお金はあるに越したことはありません!
アルバイトを探すのであれば飛び込み訪問も!?
現地で仕事をしたい!と思った時、何からスタートするべきかわからない人もきっと多いはず。実際に、オーストラリアのアルバイト探しは日本とは全く違うものです。
日本では地元の求人誌やネットで仕事を探し、面接の約束をする事が一般的かと思います。オーストラリアもインターネットで仕事は探せますが、それ以外では、飛び込み訪問で仕事を探す事ができるのが最大の特徴でしょう。
履歴書をあらかじめ英語で作成し、たくさんコピーしておきます。そして街を歩きながら気になるお店があったら「仕事を探しているのですが、働き手は必要でしょうか?」と言い、直接営業しましょう!もしも運良く従業員を探しているお店だった場合、そのまま現地で面接がスタートできますね。電話やメールで事前にやり取りするよりも、実際にその人の容姿や雰囲気を確認する事ができる飛び込み訪問は、オーナーさんにとっても都合がいいのかもしれません。
オーストラリアは1ヶ月に何回もお給料日がある!?
日本ではお給料日といえば日払いの仕事を除き、基本的には月に1回ではないでしょうか。しかしオーストラリアの場合には「週払い」が一般的です。私の今まで働いた企業はほとんどが2週間に1度の給料支払いでした。
しかし、この週払いスタイルのせいで、日本育ちの私はお財布の紐が緩くなるという悲しい現実に悩まされました。日本のように1ヶ月に1度のお給料日だと、金欠だからお給料日までは静かに過ごそうと気が引き締まります。しかし、どうしても細かくお金が入って来てしまう事で、「臨時収入だ」と錯覚してしまうのです。
またお給料が週払いだということにプラスして、オーストラリアでは賃料なども週払いのところがほとんど。週単位でお給料が振り込まれ、また家賃出費があるので、1ヶ月のうちに何度も計算をする必要があります。ちょっとでも気が緩むと、支払いを忘れてしまうこともあるので、みなさんも是非とも気をつけてくださいね。
どこか余裕のあるオーストラリアのお仕事事情
オーストラリアの企業で働くとなると、従業員たちのどこか余裕のある雰囲気を味わう事ができるでしょう。もちろん職種にもよりますが、日本とはまたひと味違う、肩に力の入っていない彼らのおもてなしが存在します。オーストラリアに行くのであれば、そのフレンドリーな接客体系を是非とも体感してもらいたいものです。きっと日本人からすると目からウロコでしょう!
Catch you later!
ライター名 Migge
渡航した年 2011年-2013年(オーストラリア)、2016年-現在(ドイツ)
お住いの国 ドイツのミュンヘン
プロフィール 東京生まれの東京育ち。どんな時も笑顔と好奇心を絶やさないことがモットーのかに座のO型。ビール愛と旅好きが高じて、現在はドイツのミュンヘンに滞在中。ワクワクを探して毎日アンテナを張り巡らしています。