ブータン旅行!レストランで使えるフレーズ9選

Hello y’all! I’m Aqua.

海外旅行では現地での食事は楽しみでもあり、不安でもありますよね。現地の定番グルメは何なのか知りたいし、苦手なものは入ってないか聞きたいし…。

そうしたレストランで料理を注文する時に使える、ブータンの現地語「ゾンカ」のフレーズをご紹介します。

レストランに食べに行こう

Zakhan na toh zawa jo gay
(ザカン ナ トー ザワ ジョゲ)

レストランに行く前に、レストランに誘うフレーズです!「ザカン」は食事処の意味。「ザ」は食べる、「カン」は「場所」という意味で、「ラカン(お寺)」など場所を現す名詞によく使われています。つづいて「トー(ご飯)」、「ザワ(食べに)」「ジョゲ(いこう)」という意味になります。

実際は、ザカンよりも食堂やカフェテリアのことを指す単語としては「カンティーン」という単語をよく使います。ホテルに入ってるような立派なレストランでなく、地元の人たち向けの食堂はカンティーンであることが多いですね。

ブータン旅行!レストランで使えるフレーズ9選

○○を食べます

Nga ○○ za ni
(ンガ ○○ ザニ)

「何を頼むかもう決まった?」「ん~コレにしようかな」という時に。「私は○○を食べます」という表現です。カレーとライスなら「カリー ダ トー ザニ」という感じ。ブータンでは日本米と同じ白米も食べられますが、赤米やインド米などの場合もあります。ライスの種類を選べるお店もあります。赤米はプチプチしていてけっこう美味しいです。

○○を飲みます

Nga ○○ tung ni
(ンガ ○○ トゥンニ)

「飲む」という動詞は「トゥン」になります。ゾンカではお茶は「ジャー」(「茶」に似てますね)と言います。飲み物には「ンガジャ/オジャ(ミルクティー)」「スジャ(バターティー)」「チャンケ(お酒)」などがあります。ペットボトルの水は安いし飲んでも大丈夫と言われていますが、水道からの生水は絶対に飲んではいけません。「タトパニ」と言えば沸かしたお湯を出してくれます。

○○をください

○○ Naan
(○○ ナーン)

注文が決まったら、「ナーン(ください)」を使ってみましょう。これはお買い物などで「これを下さい」という時にも使えます。ブータン食の定番、ブータン人のソウルフードには「エマダツィ」という唐辛子のチーズ煮込みがあります。エマダツィをくださいという場合は、「エマダツィ ナーン」と注文してみましょう。もちろん英語で「エマダツィ プリーズ」と言っても大丈夫です。

ブータン旅行!レストランで使えるフレーズ9選

唐辛子少な目で

Less chili
(レス チリ)

もとは英語ですが、大体のカンティーンやレストランで通じます。「レスチリ トゥ(プ)カ?」と聞けば、「チリ少な目OKですか?」と聞けます。観光客向けの食堂なら辛さ控えめかもしれませんが、基本的にブータンの食事はピーマンの代わりに唐辛子を使っていると言っていいほど大量に唐辛子が入っています。唐辛子は薬味などではなく、立派な野菜なのです。

辛い物が苦手な方は、無理をせず「レス チリ」または「ノー チリ」とオーダーしましょう。無理して食べると胃の調子を壊しやすいので旅が台無しになってしまいます!また、パクチー(コリアンダー)もよく入っています。

美味しい

Shimbay
(シンベー)

ブータンで「美味しい」という時は「シンベー」か「シムトート」と言います。「ナメサメ(とても)」をつけて、「ナメサメ シンベー」と言えば「とても美味しい」という意味に。

なお、イタリアの「ボーノ!」のように、ほっぺたに人差し指を当ててグリグリするジェスチャーは、ブータンでも「美味しい」のジェスチャーです。

ブータン旅行!レストランで使えるフレーズ9選

辛い

Kha tsaume
(カッツァオメ)

どこで食事しても、きっと口にすることになるであろう単語です(笑)もとは「口の中が熱い」という意味だそうで、辛いという表現になります。「ナメサメ カッツァオメ」で「とても辛い」です。

これが好きです

Nga ani gai
(ンガ アニ ガイ)

食べた料理が気に入ったら、「これ気に入りました。好きです」と伝えてみるとお店の人も喜んでくれるかもしれませんね。ガイドさんもあなたの好みを覚えて、オススメの料理屋さんに連れて行ってくれるかもしれません♪

ブータン旅行!レストランで使えるフレーズ9選

もう結構です

mizhu(la)
(ミシューラ)

ブータンでは黙っていたら「ライスのお代わりや飲み物のお代わりはいかが?」と、どんどん勧められます。勧めることが美徳なので、遠慮する必要はありませんが、わんこそばのようにとめどなく勧めてくれます。「もう結構です。ありがとう」という場合にはお皿やコップの上に手をかざしながら(ふたをする感じ)「ミシューラ」と言いましょう。「カディンチェ―ラ(どうもありがとう)」も添えるといい感じです。

いかがでしたでしょうか?もちろんブータンでは英語でも会話が通じますが、ぜひゾンカにも挑戦してみてくださいね♪

余談ですが、ブータンでメジャーな食品の単語は、「ゴンド(卵)」「エマ(唐辛子)」「ダツィ(チーズ)」「ケワ(じゃがいも)」「シャモ(きのこ)」「パクシャ(豚肉)」「ノーシャ(牛肉)」などがあります。

ブータンのソウルフード「エマダツィ」は、入れる食材によって「ケワダツィ」「シャモダツィ」などと名前が変わるので、お気に入りを探してみてくださいね!(「エマ」は全てに入っています)

それでは、Have a great day!

ライター名 Aqua

渡航した年 2013年〜2015年
お住いの国 ブータン
公用語 英語、ゾンカ
プロフィール 国際ボランティアに参加し、ブータンの地方高校へITインストラクターとして赴任。2年の任期満了後、帰国。現在はアメリカに留学し、舞台技術を勉強中。バレエなどのダンスが趣味。