Hi, there. It’s Ket.
今回は英語での基本的な挨拶をご紹介します。日常生活の中でよく使うフレーズばかりです。友達とのカジュアルな会話から、上司や先生との会話の中でも使えるものをピックしました。
日本に比べると、アメリカは役所や学校などでも丁寧な物言いをする人は少ないです。(個人的に、度を越えた丁寧な言い方は皮肉に聞こえたりします)
それでは、私が選んだ「よく使うフレーズ12選」です。
こんにちは
Hi, Hello
(ハイ、ハロゥ)
一番よく使う挨拶ではないでしょうか。一日を通して時間を選ばずに使えるので便利です。もっとカジュアルにHeyやYoと言ったりもします。
また、呼びかけの「あの」や「もしもし」などの意味でも使われます。
HiやHey、と返すのが自然です。ちなみに電話の「もしもし」はHello?、Yes?です。
元気?
How are you?
(ハゥアー ユゥ)
Hi、Helloに続いて使われる挨拶の一部です。友達、同僚など身近な人とのカジュアルな言い方です。
他にも、How is it going?やHow are you doing?という言い回しもあります。
返答はI’m good.やI’m doing well.が一般的です。Alrightは「まあまあ」なニュアンスに聞こえます。
初めまして、会えて嬉しいです
Nice to meet you
(ナイス トゥ ミートユゥ)
It’s nice to meet you. のItの省略したものです。また、To meetをMeetingと言い換えることも。
Good to see you. Pleased to meet you.も同義。
答え方はYou too. Nice to meet you too/as well.
よく、日本人でMe tooと答えているのを見ますが、間違いです。「あなた」に会えて嬉しい、なのでYou tooとなります。
おはようございます、こんにちは、こんばんは
Good morning/afternoon/evening
(グッ モーニング、アフタヌーン、イヴニン)
Good morningは一般に家族間や友達、目上の人にも幅広く使います。
Good afternoon/eveningはフォーマルな言い回しになります。
先生や上司などに。ミーティングや授業のはじまりなどによく聞きます。名前を添えることがよくあります。
Teacher:”Good morning, everyone.”
Students:”Good morning, Mr. Brown.”のようなかんじになります。
やあ
What’s up?
(ワッツァップ?)
=What’s happening?直訳すると、何してるの?となります。近しい人との会話で使います。
What’s upの解釈の仕方はアメリカ人でも様々なようです。
Not much. Nothingと答えることが多いですね。日本語にすると、「別に」「特にないよ」とぶっきらぼうに聞こえますが、what’s upで返したりWhat’s new?と聞き返したり会話のきっかけになります。
もちろん、なにかをしている時や、面白いものがある時などは、それを話題にしてもOKです。
調子どう?
How’s everything?
(ハゥズ エヴリシング?)
近況を聞く言い回しです。
特定の事は、How’s life(生活)、family(家族)、kids(子供)、wife(妻)、husband(夫)?と聞きますが、大雑把に「元気?調子はどう?」と聞く場合にはeverythingを使います。
特別なことがなければEverything is fine.
子供の新しい学校が始まったときはMy kid started going to a new school,といったかんじです。
元気だった?
How have you been?
(ハゥ ハヴ ユゥ ビーン?)
久しぶりに会った時です。Have beenは前回会った時から今までの期間を示して「どうしていましたか?」という意味になります。
Long time no see. 長らく会わなかったね=久しぶり。
返答はYea, it’s been awhile.(ほんとうに久しぶりだね)I’ve been good.(元気だったよ) I have been busy with work.(仕事で忙しくしていたよ)
さようなら
Bye/Good bye
(バイ、グッバイ)
別れのあいさつです。さよなら、またね、と友達、家族、だれにでも使えます。日本語でBye bye「バイバイ」と言いますが、英語だと「ババーイ」と聞こえます。
Byeで返しても良いですし、以下の別れの言葉を返して大丈夫です。
またね
See you later
(シー ユゥ レイター)
直訳すると「また後で」となります。カジュアルな言い回しです。
またすぐに会うことが確実な関係の人に使用するので、あまり親しくない人や旅先など再度会うことの可能性がない人には使いません。
See you aroundも同じ使い方をします。
受け答えは、See you、Byeといったところです。
行ってらっしゃい、おやすみ
Have a good day/night
(ハヴァ グッデイ、グッナイ)
Have a good dayを直訳すると「良い一日を」です。
例えば、子供が学校に行く時
Kid:“Mom, I’m going to school!”
Mom:“Ok, have a good day”となります。
他にも、買い物を終えた時や、レストランで食事を終えて店を出る時にも、よくHave a good dayは言われます。
お昼を過ぎている時にはHave a nice rest of your dayと言われることも多いです。畏まった場面でも使えますよ。
You tooやThanks, I will.と答えれば大丈夫です。
じゃあね
Take care
(テイク ケア)
Take care of〜(〜の世話をする)と間違えがちですが、「気を付けてね」や「またね」といったニュアンスです。
友達など親しい仲の人に使います。
楽しいホリデーを
Happy holiday
(ハッピィ ホリデー)
これ、日本ではあまり馴染みがない言い回しだと思います。
Thanksgiving day(収穫祭)やクリスマス、新年を迎える頃によく耳にします。
別れ際に、Byeの代わりに“Happy Thanksgiving”、“Happy new year”、“Happy(Merry)Christmas”とお互いに言います。
アメリカは新年は祝日ではないので“Happy holiday”は使えません。
その他、July 4th(独立記念日)やHalloween、Valentine’s day、Mothers’ day/Fathers’ dayなどにも使えます。
人との挨拶は毎日使う言葉なので、自然と身に着くと思います。毎回違った言い方でニュアンスを掴んでいくのが分かりやすいかな、と思います。
Have a good one!
ライター名 Ket
渡航した年:2008年〜2015年
お住いの国:アメリカ ワシントン州
公用語:英語
プロフィール 学校、就職、結婚、出産を米国で経て2015年に帰国。夫、3人の子供、猫と田舎で暮らしています。