あっという間の13年!ラテンアメリカ人との初デートから結婚式まで

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日本に住んでいると、外国人とのデートや交際って憧れる方もいると思います。そこで今回は、アメリカ人との恋愛事情や結婚式について、自身の体験談を含めて紹介します。

ありえない!?私達の初デートは割り勘!

私の夫はアメリカ人ですが、出身はラテンアメリカです。ラテンアメリカ出身と聞くと、リッキー・マーティンのようなアッチッチな情熱的でセクシーな男性を思い浮かべる人もいませんか?

うちの夫に限っていえば、全然そんなイメージとはかけ離れています。まあ、私はドが付く近眼なので、メガネをかけていない時に限っては、そう見えなくもないですが。

出会った当初から真面目そうな感じでしたが、いざ交際してみると超が付くほど真面目な人でした。極端な話、最初は冗談一つ通じない人でしたから。

元々私達の交際は、友達関係から始まりました。お互い恋人が居ない時に、彼の方から、「来週、僕の誕生日なんだけど一緒に過ごしてくれる人がいない。だから、一緒に過ごしてくれない?」と誘われたのが、最初のデートでした。

そして、初めて二人で出かけましたが、二人のデート代は割り勘。日本人同士の交際でも、初デートで割り勘だなんて、女性の立場からしたらこの相手とはちょっと無理!と思う人もいると思います。

私も正直ビックリしました。でも、最初のデートの日が彼の誕生日だったので、私も仕方ないかなと思い、数回一緒に過ごしましたが、やっぱり毎回割り勘でした。

結局、何回かデートを重ねていくうちに、私の方から彼に懐事情を尋ねました。すると、「自分はまだ学生だから、お金が無い!」とはっきり言われたので、じゃあお互い一緒に頑張って行きましょうという形で、最終的に私達の交際が始まりました。

なので、私達の交際当初は、いわゆる世間で言う憧れやロマンチックな恋愛とは程遠かったです。

あっという間の13年!ラテンアメリカ人との初デートから結婚式まで

アメリカ人男性はどんなアプローチをする?

では、一般的にアメリカ人は気に入った相手に対して、どのようなアプローチをするのでしょうか?これははっきり言って、人によって違うと思います。積極的にアタックする人もいれば、相手から告白されるのを待つ人もいます。うちの夫の場合、後者でしょうか。

一概に言えませんが、アメリカ人の場合、日本人のように付き合おうという言葉をはっきり言う人が少ないかもしれません。

もちろん、交際に至るまで様々なストーリーがあると思いますが、周りにいる友人達に国際恋愛や国際結婚になった流れを聞いても、自然と流れでそうなったというパターンが圧倒的に多いです。

でも逆に交際後は、相手に「好き」や「愛してる」とストレートに伝える人が多いです。日本人女性からしてみると、照れくさいながらも、そういった部分に魅力を感じる人も少なからずいるのではないでしょうか?

私の夫も、愛情表現や感謝の言葉はよく言います。言われた側にしてみると、やっぱり嬉しいですね。私の場合、照れるというより、相手が今何を考えているのか、どういうことをすると喜んでくれるかが分かるので、嬉しい気持ちの方が強いです。

アメリカ人のパートナー選びの基準

アメリカ人がどんなパートナーを選ぶか気になりませんか?これも人それぞれです。でも、一般的に似た者同士が一緒になることが多い傾向があります。

似た者同士とは、価値観や性格的なことばかりでなく、学歴や育った環境なども含まれます。

例えば、アメリカ人の場合、自分が大卒であれば、相手も大卒かそれ以上の学歴であることが多いです。もし、大卒の男性と中卒の女性が一緒になったとすれば、よほどその女性に素晴らしい魅力があったと言えるでしょう。

アメリカ社会では、学歴は日本以上に重視されます。また、卒業大学の集まりや企業のパーティーが多い国なので、よくパートナーを同伴させることがあります。そういった場に堂々と出れて、初対面の人とでもうまく接することができる人であれば、今後一緒に生活するパートナー候補と考えても良いと思います。

それから、日本人同士が結婚する場合、家柄や親の同意が無いとその後の結婚生活も難しいと言われますが、アメリカでは本人同士の意思が大切です。本人同士がお互い結婚する意思があれば、結婚が第三者によって破談になることはほとんどありません。

日本以上に離婚や再婚率が高い国なので、自分が初婚で相手が再婚だということもありますし、お互いの子供を連れての再婚同士の結婚ということもよくあります。そういった意味では、多様性のある国と言っても良いでしょう。

あっという間の13年!ラテンアメリカ人との初デートから結婚式まで

結婚式は何でもあり!ドレスが見つからない!?

かれこれ10年以上前のことですが、私達は2年の交際期間を経て、結婚しました。当初、私も彼も挙式する予定はありませんでしたが、彼の両親がサポートする形で、アメリカで挙式しました。

結婚式には100人ほど招待しましたが、挙式の準備中に一番大変だったことは、私のウェディングドレス選びです。日本では標準体型の私でしたが、アメリカで私の体形に合うドレスがなかなか見つからず、何軒かドレスショップに行ってようやく見つかりました。

前もって色々ウェディングドレスのカタログや雑誌を買って読んだりしていましたが、色やデザインよりも、ちゃんと着れるかどうかが最優先になってしまいました。

また、結婚式前日の打ち合わせの際、式場のスタッフに事前にリクエストがあれば言って欲しいといわれたので、招待者に日本式の引き出物を渡したいこと、またバックミュージックとして日本の音楽を流したいことを伝え、日本式とアメリカ式がミックスされた挙式となりました。

アメリカの結婚式では、日本のような引き出物の習慣はありません。また、日本の結婚式ではご祝儀として現金を渡すことが多いですが、アメリカの結婚式では、プレゼントやギフトカードであることが多いです。

私達は貯金が殆ど無い状態からの結婚生活だったので、贅沢な新婚旅行もありませんでした。でも、あっという間に時間が過ぎ、今年で出会って13年目に入ります。

自分の体験から言えることは、結婚相手はどれくらいフィーリングや価値観が合うかを一番に考えた方がいいということです。

実際に国際恋愛から結婚に至ったカップルで、失敗した例を知っています。現実には、国際結婚の離婚率は日本人同士の結婚以上に高いです。また、国際離婚は結婚以上の時間と労力を使いますから、一時的な憧れだけで、将来の相手を簡単に決めないでくださいね。

Good Luck!

ライター名 Kokoricon

渡航した年:2008年
お住いの国:アメリカ(フロリダ州)
公用語:英語とスペイン語(私の住んでいるエリアに限ります)
プロフィール 米国在住歴10年目です。日本の大学で外国語学部スペイン語学科を専攻し卒業。地元で短期間の会社員生活を経て、渡米。渡米後に現地の大学へ編入・大学院進学をし、現在はフロリダ州で育児と仕事をしている二児の兼業ママです。