アメリカで働こう!移住後の仕事探しのポイント

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今回は、アメリカでの仕事について色々紹介したいと思います。みなさん、アメリカの大学や大学院を卒業すると、1年間合法で働けるOPT(Optional Practical Training)というものがあるのをご存知でしょうか?これは、留学生にとってとてもありがたい制度です。

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アメリカにある日系企業

日本人留学生の場合、アメリカの大学や大学院を卒業すると、現地にある日系企業で働きたいという方が多いようです。留学中に得た英語力や知識をいかし、実際にアメリカの企業でチャレンジしてみようとするのは、とても良いことだと思います。

また、グリーンカードを持っていない場合、OPT終了後に就労ビザのスポンサー探しをしなければなりません。日系企業であれば、そういったビザの手続きのサポートを行ってくれるところが多いです。

では、現在アメリカにはどれくらいの日系企業があるのでしょうか?外務省のデータによると、2016年度の調査では、7,849拠点という数字が出ています。これは、中国に次いで2番目に多いです。

どんな企業があるかというと、例えば、車や電子機器関係、また貿易会社や旅行会社です。Toyota、日産、Sony、任天堂 丸紅、JTBといった、日本ではよく知られた会社が数多くあります。

アメリカで働こう!移住後の仕事探しのポイント

アメリカではいつ就職活動をするの?

日本では、大学や大学院を卒業前に就職活動を始めるのが一般的ですよね?でも、アメリカの場合、大学や大学院に在学中は主にインターシップをします。

在学中に運良く自分が就きたい仕事が見つかる人もいますが、多くの学生さんはインターンシップを利用して、様々な経験を積みます。そして、卒業後に就職活動を本格的に始める人が多いです。卒業後に就職活動を始めるのは、日本と違い、アメリカの大学や大学院は入学より卒業する方が難しいからです。

インターンシップは、ポジションによって無給と有給があります。よく募集されるのは夏の時期ですが、年間を通してインターンシップ生を受け入れている企業もあります。学生さんは普段忙しいですから、アルバイトをする時間も余りなく、インターンの時期にお金を稼ごうとする人が多いです。そのため、有給のポジションは自然と倍率が高くなります。

また、傾向として、プラクティカルな分野、例えばファイナンスやエンジニア系は、安いながらも有給であることが多いです。運が良ければ、インターン終了後に正式に雇用されるチャンスもあるので、在学中に色々な経験をしておくといいと思います。

アメリカでの仕事探し

アメリカでの仕事探しは、日本とよく似ています。すでに合法で働けるビザを持っていれば、アメリカ人と同様、ハローワークのようなところへ行って仕事探しをしますし、最近ではインターネット上に履歴書を載せて、仕事のオファーを待つという方法もあります。他にも、学校側が仕事先を紹介してくれることもあります。十分な職歴が無い場合は、学校を通して応募するのが一番いいでしょう。

また、アメリカでは、日本のように入学時期や卒業時期が決まっていません。そのため、年間を通して求人募集を行っている会社が多いです。日本のように、新卒や既卒によって就職率が変わることもありません。新卒だからといって、良い会社に入れるという保障もなく、雇用後の研修に十分な時間とお金をかけたくないという理由から、あえて新卒者を採用したがらない会社もあります。

アメリカは法律上、性別や年齢による制限を禁止しているので、希望の仕事や条件の合う仕事が見つかれば、何歳からでも応募ができます。興味がある仕事があれば、まずは履歴書を送ってみましょう。チャンスをゲットできるかもしれません。

アメリカで働こう!移住後の仕事探しのポイント

仕事への取り組み方の違い

日本人にとって、アメリカ人の仕事への取り組み方ってどんな感じか気になるところですよね。アメリカは色々な人種の人達が集まった国なので、とにかく色々な人がいます。ただ、日本人と少し違うのは、仕事中に自己主張をはっきり言いますし、プライベートを重視する人が多いことでしょうか。

基本的に、アメリカ人は余り残業をしたがりません。家族や自分の時間を優先させる人が多いですし、残業をするというのは、決められた時間内に仕事を終えられなかったからするものだと考える人もいます。

日本では、少し前まで終身雇用制や年功序列制などがありましたね。アメリカにはそういった制度はほとんどありません。すべてその人の能力次第で給料やポジションが決まります。そのため、同じ会社に何十年も働くようなことは余り好みません。

今働いている会社より良い待遇や条件のいい会社が見つかれば、転職もよくします。転職を繰り返すことが悪いということもないので、若年層は転職を何回かして、自分が納得できるポジションに就けることを目指します

いかがでしたか?今回は、アメリカでの就職活動や仕事探し、アメリカ人の仕事に対する取り組み方について書いてみました。みなさんの今後の進学やキャリアの参考になれば嬉しいです。

Have a good day!

ライター名 Kokoricon

渡航した年:2008年
お住いの国:アメリカ(フロリダ州)
公用語:英語とスペイン語(私の住んでいるエリアに限ります)
プロフィール 米国在住歴10年目です。日本の大学で外国語学部スペイン語学科を専攻し卒業。地元で短期間の会社員生活を経て、渡米。渡米後に現地の大学へ編入・大学院進学をし、現在はフロリダ州で育児と仕事をしている二児の兼業ママです。