フロリダに移住をして大変だったこと、もっとしておけばよかったこと 7選

Hello, This is Kokoricon!

今回は、アメリカに移住して大変だったことや、後悔したことなどを書いていきたいと思います。

前もって移住国について学んでおく

すでに移住予定がある方は、前もってしっかり移住国について調べておくと良いです。それをしないと、後でとても大変です。

実際に移住国に行って長く住んでみないと分からないこともありますが、その国の人がどういう言葉を話して、どういう文化を持っているか、また、その国ならではの風習やマナーなども学んでおくと、今後その国で生活していく上で、もっとその国の人達について理解できると思います。

アメリカの場合、多民族国家なので、言葉や文化は色々入り交ざっていますし、宗教もマナーも色々です。ですが、色々な人種の人達がいる分、日々相手から学ぶ部分もたくさんあります。

フロリダに移住をして大変だったこと、もっとしておけばよかったこと 7選

移住前に日本の歴史や文化をしっかり学ぶ

外国に住むと、現地の人から必ず聞かれるのが、日本文化についてです。特に、日本に行ったことが無い人や日本について分からない人は、日本も韓国も中国も、アジアの国々はみんな同じだと思っています。

そういう人達に、日本はこういう国だよと説明しなければいけなくなったとき、日本についてよく知らないと、なかなかうまく説明できません。

また、逆に日本のことをよく知っていて、日本人だから知っているだろうと、色々突っ込まれて聞かれることもあります。

私は過去に、日本のことに詳しく、日本語がペラペラのアメリカ人に、なぜ日本語で色を言うとき、あお、あか、くろ、しろ、ちゃいろ、きいろは、形容詞の際に〜いをつけていいのに、むらさきやみどりといった他の色には付けてはいけないの?と聞かれたことがあります。

こういう質問って、なかなか日本人でも答えるのが難しいと思います。

異国に住んでいる限り、外国人に日本を紹介する代表者になるわけですから、日本の歴史や文化は日本にいる間にしっかり学んでおくと良いと思います。

思うように日本の物が手に入らない!

アメリカは多民族国家で且つ先進国なので、日本で手に入るものはこの国でも簡単に入ると思っていましたが、実際は少し違います。

州によっても少し違いますが、フロリダ州の場合、日本の百均のようなお店へ行くと、日本のように商品の種類が揃ってないのに加え、質もよくありません。

私は日本に居た頃、百均のマスクを愛用していました。でも、フロリダ州の百均のお店には、こういったマスクが売っていません。コンビニエンスストアへ行くと、無地の使いすてマスクや医療用のマスクは売っていますが、値段も高いです。

そのため、日本では簡単に手に入ったものが入らない不便さがあります。どうしても必要な場合は、オンラインショップを利用して日本から送ってもらうこともあります。

必要なものがある場合は、必ず日本で買ってから行きましょう。

フロリダに移住をして大変だったこと、もっとしておけばよかったこと 7選

頻繁に美味しい日本食が食べれない!

日本の物が簡単に手に入らないのに加え、美味しい日本食が頻繁に食べれません。自分でも日本食を作りますが、どうしても味や材料に限りがあるので、日本で食べる日本食とは少し違います。

私の知人に、美味しい日本食が食べたいと毎日料理に費やす時間を増やしたところ、いつの間にか自分のお店をオープンしてしまった人がいます。

最近、アメリカではラーメンが人気のようで、メニューにラーメンを追加しているレストランが多いです。でも、やっぱり食べ物は日本が一番美味しいです!

フロリダに移住をして大変だったこと、もっとしておけばよかったこと 7選

日本人的な部分が無くなっていく

私自身に限って言うならば、長年アメリカに住んでいると、その国の人達に合わせていかなければいけなくなります。

また、アメリカ人は自分の主張をしっかりする人たちですから、そういう人たちと対等に渡り合っていこうと思うと、自分もどこかで日本人的な部分を捨てなければいけない気持ちになります。

最近では、日本人の良さとしての謙虚さが無くなっているように感じます。そう感じるのは、自分が日本に帰ったとき、また、日本に住む両親や友達と会った時です。

自分で謙虚になろうと意識はしていますが、ふとしたときにそういった言動が出てしまうようです。

これは私自身、今後も意識して気をつけていきたいと思います。

フロリダに移住をして大変だったこと、もっとしておけばよかったこと 7選

日本の友達と疎遠になっていく

日本の友人達とのやりとりを続けていくのが、結構大変です。時々、日本で友人同士のちょっとした集まりや同窓会に誘われても、簡単に出席ができないので残念に感じます。

これは海外に限らず、日本国内でも遠くに住んでいれば、なかなか頻繁にお互い会えないことはあると思いますし、移住した先で新しい出会いや友達作りができるので、それほどネガティブに考えることではありません。

でも、少しずつ疎遠になっていくのを実際に感じると、寂しくなることもあります。

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親との時間を大切にしておけば良かった

これは、私の中で一番後悔していることです。私は結婚するまでずっと実家暮らしだったので、アメリカに来て最初の半年位はホームシックにはならなかったものの、何となく実家が恋しかったです。

親と一緒に暮らしていた頃は、喧嘩したりすると「ムカつく!」とか、余計なことされると、「そんなことしないで!」とか言っていた私ですが、長い間離れて暮らしてみて、親のありがたみがよく分かります。

現在も、年に一回は日本に帰って、親のところにお世話になりますが、最近では親が歳をとってきているのを目にすると、何でこんな遠いところに来てしまったんだろうと思う時もあります。

でも、これが海外移住の現実です。現在、移住を考えている方は、親の老後のことも含めて、しっかり将来のプランを考えてください

いかがでしたか?今回は、移住の現実について少し紹介してみました。もちろん、移住して良かったこともありますが、やはり生まれ育った日本を基準に考えてしまうときもあります。今回の記事が今後、移住を考えている方の参考になればと思います。

Have a good day!

ライター名 Kokoricon

渡航した年:2008年
お住いの国:アメリカ(フロリダ州)
公用語:英語とスペイン語(私の住んでいるエリアに限ります)
プロフィール 米国在住歴10年目です。日本の大学で外国語学部スペイン語学科を専攻し卒業。地元で短期間の会社員生活を経て、渡米。渡米後に現地の大学へ編入・大学院進学をし、現在はフロリダ州で育児と仕事をしている二児の兼業ママです。