インドに移住したらどんな家に済んだらいいの?家探しのポイントをご紹介します

Namaste, mera nam Tommy hai.

インドに移住を考えている方にとって、住居はとても気になりますよね。そこで今回は私自身がどのような家に住んでいたのか、日本人の友人等がどのように家を決めていたのかをご紹介します。

私がインドで住む家はどうやって決まったのか

私はインドに移住する前、インドでの仕事を決めました。その際に一つ注意していたことが、住居に関するサポートを提供してくれる会社かどうか、といった点でした。私が就職した会社は住居サポートのある会社でしたので、私がインドへ渡航する前にフラットを用意してくれていました。

インドで他社に勤めていた日本人の友人の話を聞いても、会社が住居を用意してくれているという人ばかりだったと思います

自分で内見したりフラットの情報を見ることはできませんでしたので、不安はありましたが、渡航前に既に住む場所が決まっているという点では安心でした。

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私が住んでいたフラットはこんなところ

私が実際に住んでいたフラットですが、実は韓国人の女の子とのシェアでした。韓国人の女の子も同じ会社の従業員です。

私たちのフラットはマンションの3階にありました。マンションと言っても外国人だけが住んでいるような高級なものではなく、中流階級のインド人が住んでいる割とローカルなマンションです。とはいえ、入口では24時間体制で警備員が常駐しています。(早朝や夜は警備員も寝ていたので24時間体制と言えるのかどうかは微妙ですが…。)

フラットの中は、シェアと言っても個室が二つあり、各部屋内にトイレを兼ねたシャワールームがついています。それとは別に広めのリビング、キッチン、ベランダに洗濯機があり、それらはシェアをするといった構造でした。日本の部屋のように玄関といった概念はなく、扉を開けるとそのままリビングになります。特筆すべきは全ての窓の外に鉄格子がついていたことでしょうか。特に理由を聞いたことはありませんが、やはり外からの侵入防止という防犯面の理由から鉄格子がついていたのだと思います。

リビングは広く、自分専用のバスルームもあり、ある程度満足のできる部屋でした。ただ一点を除いては。それは、エアコンがなかったことです。部屋やリビングには、天井についた大きなファンのみでした。私が住んでいたムンバイは、真夏は45度近くになり、また湿気も非常に高いという住みにくい気候です。これをエアコンなしで過ごすというのはかなり辛かったのを覚えています。もしインドに移住を考えている方がいるのであれば、この点だけは是非注意してください。おそらく北インド(山岳地帯)以外は、日本人にとってはどこでもエアコン必須です。

オンラインサービスで家探し

会社からのサポート等がなく、自分で家を探すという場合はオンラインサービスを利用している人が多いようです。

こちらのHousing.comというオンラインサービスでインドの家探しが可能です。地域や家賃で絞り込んで検索ができ、また写真を見ることもできます。家具付きの物件もあるようなので、移住を考えている人にはうれしいですよね。

オンラインサービスを利用する場合、可能であれば電話で担当者と連絡を取るようにしましょう。そして契約書等を必ずメールにて送ってもらうこと。インド人に限ったことではありませんが、担当者を頭から信用しない方が得策です。

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SNSで家探し

FacebookなどのSNSでルームメイトを募集している友人もいました。それを見て友人が知り合いに声をかけてくれたり、といった広がりがあるようなので、全く知らない人よりも信用できますね。

これは上記のオンラインサービスでの部屋探しでも言えることなのですが、もし既に現地にいる場合は、まず部屋を見に行きましょう。そして、家賃や光熱費などがどのような分担になっているのかを確実に聞き出し、可能であれば書面で残すようにしましょう。

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家探しで注意したいこと

インドで住む家を探している方に是非注意してほしいことがあります。それは、住むエリアです。これから住む場所に一度も行ったことがないという人は特に注意してください。インドはそこまで治安が悪くはありませんが、やはりエリアによって変わってきます。

例えば私が住んでいたムンバイでも、南の方が高級住宅地が多く、外国人が多く居住しているエリアでした。それは、そのまま警備が厚いことを意味します。地元の人と同じように、ローカルな環境で過ごしたいという方もいるかもしれません。しかし、まずはたとえ家賃が高かったとしても安全なエリアでしばらく過ごすことをお勧めします。

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最後に、インドにも素敵な家はたくさんあります

インド在住時に、インドに駐在で来ているという日本人の方のお部屋にお邪魔したことがありました。やはり駐在で来ている方はとても高級なマンションに住まわれていて、警備も厚く、部屋もきれいで日本の高級マンションのようでした。

また、ムンバイ南部には趣のあるマンションが多く存在しています。これは、イギリス統治時代に建てられたようで、古い洋風の建物です。そのような建物の周りは木々が多く、とてもさわやかで素敵な印象を持ちました。賃貸でもあるかもしれませんので、気になる方はムンバイ南部の部屋を探してみてはいかがでしょうか。

インドで素敵な家が見つかりますように!

Aapka din achha ho!

ライター名 トミー

渡航した年 2013年
お住いの国 インド
公用語 ヒンディ語、英語
プロフィール インド・ムンバイの現地企業にて働いていました。日本とは全く違うインドの文化、風景、人々が大好きです。良い所も悪い所も含めてインドについてもっとたくさんの人に知ってもらいたいな、と思っています!