ブータンで使ってはいけない現地語10選!

Hello y’all! I’m Aqua.

ブータンがテレビ番組で紹介されたり、皇族の方がご訪問されてニュースになったりと、また少しブータンへの関心が高まってきているように感じますね。

私自身も、「一度は行ってみたい」という人にたくさんお会いしました。みなさんは、いかがでしょうか?

旅行を計画中の方なら、言語も気になりますよね。ブータンの公用語は現地語の「ゾンカ」という言語と英語です。英語が通じるので無理して「ゾンカ」を覚える必要は無いのですが、少し覚えていくと旅行の楽しさもアップするというもの。既に勉強されてる方もいるかもしれませんね。

でもゾンカで「これだけは言ってはいけない!」という表現も気になりませんか?英語のタブーはよく知られていると思いますが、ブータン現地語「ゾンカ」でのNGワードにはどのようなものがあるのか、みなさんご存知でしょうか?

今回はブータン現地語「ゾンカ」のNGワードをご紹介したいと思います。ついうっかり口にしてしまう…ということはないと思いますが、念のため覚えていきましょう!

ファックユー!

Jaydha
(ジャイダー)

いきなり汚いワードでごめんなさい。この単語は、英語で言う所の「ファックユー」。イライラした時に「くそっ!」とか「テメェ!」という感じで使う単語です。特に男性が、時には友人同士のふざけた会話で使います。

私は耳にしたことないですが、もし旅行中この単語を聞くことがあったらちょっと警戒しましょう!

ブータンで使ってはいけない現地語10選!

ファックユー 短いバージョン

Dhaaaa/jaaa
(ダ~/ジャー!)

これらは「ジャイダー」のショートバージョン。少しカジュアルではありますが、やはり気持ちのいい単語ではありませんので気を付けましょう。日本語でも「ジャー」とかの擬音語はありますので、日本人同士で会話する時はちょっと気を付けたほうがいいかもしれませんね。

汚い/キモイ

Akhai
(アカイー/アッカイー!)

イーにアクセントがあります。人に対して使うと「キモイ」などネガティブな印象を与えてしまいます。英語で言う「disgusting(キモチワルイ)」とほぼ同じ単語です。

ただしこのワードは、単純に汚いという意味でもあります。例えばブータンでは、道ばたにツバをペッと吐くひとは少なくありません。これは「ドマ」という強壮剤的な木の実を噛んでいる人に多いのですが、彼ら(老若男女、噛んでます)の吐くツバは赤くてまるで血のよう。長年の吐き出されたドマで真っ赤な道路も目にすることと思います。また地方に行くとあちこちに牛の糞があるのは当たり前。

そんな光景を見たら「アカイッ!」と思わず叫んでしまうかもしれませんね。

ブータンで使ってはいけない現地語10選!

無能、役立たず

Cho chow
(チョ チョウ)

これは「何もできないヤツ」という意味です。身体的に障害があって何かが困難なのではなく、「バカ、まぬけ、のろま」といった意味での「無能」です。日本語に似た単語はあまりないのでついうっかり口にしてしまうことはないと思いますが、気を付けましょう。

ブータンで使ってはいけない現地語10選!

口のきけない人、だんまり、おし

Lengo
(レンゴー)

この単語は本来は身体障害としての「発話障害のある人」もしくは「寡黙で喋らない人」の意味です。しかし多くのケースで、全く会話に参加しない人や発言しない人のことを「レンゴー」と言うようです。日本語でも「ツンボ」や「めくら」が差別用語であり避けられるように、ブータンでもこのような単語はあまり良くないとされているのですね。

なお「レンゴー」は男性。女性形は「レンゴム」です。

ブータンで使ってはいけない現地語10選!

バカ、アホ

Tshagay
(ツァゲイ)

これは日本語で言う所の「バカ」「アホ」というののしりワードなのですが、実はカップル間での呼び名(私のおバカさん、といったニュアンスで)としても使わるそうです。しかし、よほど親しい間柄でなければ使わない方がいいでしょう。

「ツァゲイ」は男性、女性に使う場合は「ツァゲム」です。

ブータンで使ってはいけない現地語10選!

ブス、ブサイク

zo nya/jang nya/malap
(ゾーニャ/ジャンニャ/マラッ)

男性でも女性でも言われてうれしくないのが「醜い」というワードですね。外見のことを指摘するのはやめましょう!日本語に音の似ている言葉が無くて良かったですね!

ブータンで使ってはいけない現地語10選!

オタク、クレイジー

Cholo
(チョロ)

オタク、という表現が正しいかちょっと分からないのですが、ようするに「きちがいじみた人」という意味です。あまり見出し語として書きたくなかったので濁しましたが、この言葉を人に使わないようにしましょう!ちなみにこれも男性形が「チョロ」で、女性形は「チョロム」です。

なおゾンカで「友達」は「チャロ」といいますが、この「チョロ」と言い間違えないようにしましょう!

ブータンで使ってはいけない現地語10選!

死ね、殺してやる

Shew choe ngi lap kha lay/Nga choe saw mae
(シェゥ チェ ンギ ラッカ レイ/ンガ チェ サゥメ)

穏やかではないですね。ケンカ腰の時に「死ね!」と言ってしまう時の表現です。決して口にしないようにしましょう。

ブータンで使ってはいけない現地語10選!

黙れ

Ke machap/kha tsum
(ケマチャップ/カ ツム)

黙れ!という表現ですが、ケマチャップは軽い表現。例えば小学校の先生が「静かにしなさーい!」というニュアンスで使うこともあります。カ ツムはより強い表現になります。

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ブータンでLGBTQはタブー

上でご紹介してきたように、幸せの国ブータンにもそれなりに罵り語やNGワードというのは存在します。日本語と音の近い単語が少ないので、「何気なく日本人同士で会話していたら誤解された!」というようなことは少ないとは思いますが、チャロ⇔チョロのように他の単語と言い間違えることのないよう気を付けましょう!

ちなみにゾンカとは関係ないですが、ブータンの文化としてLGBTQ(性的マイノリティ)はタブーです。「ホモ」のような単語は「Pho may mo may(ポーメィモメィ)」といいます。

LGBTQに対しては、アメリカのようにオープンな国もあれば、日本のように少しずつ理解しようとしている国もありますよね。「LGBTQ」という単語も目にしたり耳にしたりする機会がずいぶん増え、当事者の方も公にするケースが増えてきました。

しかしブータンでは依然タブーです。ブータンでは男友達・女友達同士で仲良く肩を組んで歩くことはありますが、これはあくまで友情です。もしあなたがLGBTQなら、ブータンに旅行に行く場合はふるまいに気を付けたほうがいいかもしれませんね。

それでは、Have a great day!タシデレ!

ライター名 Aqua

渡航した年 2013年〜2015年
お住いの国 ブータン
公用語 英語、ゾンカ
プロフィール 国際ボランティアに参加し、ブータンの地方高校へITインストラクターとして赴任。2年の任期満了後、帰国。現在はアメリカに留学し、舞台技術を勉強中。バレエなどのダンスが趣味。